映画「若おかみは小学生!」がしんどすぎて感想を書きなぐった
こんにちは!れのれのです!
ブログやツイッターで「若おかみは小学生!」の映画感想を目にしていつか観てやるぞ!と思いつつ、今日、ようやく観ました。
私はアニメも原作も見ていません。
※ネタバレはありません
以下感想
しんどい
とにかくしんどい。
内容がつまらないとかいう話じゃないです。
話はめちゃくちゃ良かったです。
でも本当にしんどいんです。
こんなにしんどいと思ったのは初めてです。
感動ものだと思うじゃないですか!!!!
泣けるって口コミじゃないですか!!!
いや泣きましたよ、泣きましたけど、感動ではない。
3回くらいボロボロ泣きました。
全部しんどくて泣いた。
主人公おっこの気持ちを思って泣く。
無理。
ほんと無理。
泣くでしょ。
でも本当、誰も悪くない。
みんないい人。
善人しかいない。
優しい世界。
こんな優しい世界でよくここまでしんどくさせてくるもんだ。
と感心しました。
成長とは本当に必要なのか
主人公が順調に成長していくとても清々しい作品なのですが、もうなんか
「これ以上成長なんてしなくていいのに」
と悲痛な叫びをあげたくなりました。
主人公のおっこは最初から最後まで良い子。
だからこそ、もうこれ以上頑張らないで欲しいと願ってしまう。
その環境だからこそ成長しなくてはいけないという強制力があるようで、周りの大人は別にそれを押し付けてもいない。
周りの大人はすごく優しくおっこを見守り、適切に手助けします。
いやでも子供の範囲なんてとっくに越えてしまうおっこの出来る子っぷり。
この素直さとか努力する所とか、本来だったら必要なかったことじゃないかって思ったらもう泣けてくる。
普段主人公が成長していく物語は、私は「よくやった!」「がんばった!」「すごい!」「見ていて気持ちよかった」ってなるタイプですが、おっこに関しては
「頑張らなくていいよ……!!!!」
って言いたくなりました。
そんな成長いる!?
そこまで大人にならないといけないのか!
そう思うくらいおっこがすごい。
大人でもそこまで頑張れないよってくらい頑張る。
逆におっこはそこまでしないと正気でいられないんじゃないかなって思うくらい。
そういうしんどいです。
大人から酷い扱いを受けたり、特別何か理不尽に悪いことが起きることもないです。
そういうしんどさは皆無なので、安心して見られます。
いやでもある意味理不尽なのかもしれません。
でもそれは誰にでも起きうることだからとも思います。
とてもおもしろかった
本当に素晴らしい映画でした。
観に行って良かった。
しんどいのが好きな人はぜひ観て欲しい。
悪意が全くない世界でのしんどさはスゴイぞ!!!!
ではでは。