私にとってアイスは呼吸に等しい存在だった
アイスクリームの話
こんにちは！れのれのです！！
突然ですが
私は結婚するまでアイスを好きだと思ったことがありませんでした。
アイスは一日１～２個、毎日誰もが食べる物だと思っていたからだ。
呼吸に等しかったため、好きとかそういう次元ではなかった。
カルチャーショック
旦那と初めて遠距離からの合流を果たした時に、冷凍庫にアイスがないことに真っ先に驚きました。
「なんでアイスがないの！？」
と聞きました。
いや、絶望の叫びに近かったかもしれない。
私の中では未知の遭遇ですよ。
あるはずのものがない。
それは恐怖にも似た感情となるでしょう。
「え？食べないから？？」
と言われました。
さも当然のように。
嫌いで食べられないのは仕方ない。
そういう人だって勿論います。
しかしちゃんとそこは調べています。
旦那と石川デートの時に一緒にアイス食べましたから！！
彼は食べられるのにアイスを置いていないのだ……。
あれ？
アイスって必ず冷凍庫に入ってる物だよね？
子供の時から友達の家に遊びに行っても必ず「アイス食べる？」ってアイスが出てくるものだよね？
私が知っている範囲では、必ずアイスが各家庭に常備されていた。
私の家にいたっては、独立した冷凍庫がありました。
父が釣り用のおきあみや氷のブロックを入れるために買った物が、そのままアイス用にシフトしていきました。
アイスは頻繁に半額セールや割引セールの時に大量購入する。
アイスを大量に保存できる環境だったのです。
どうせ毎日消費される物なんだから、どれだけあっても足りない。
毎週アイスを買いに行く日がありました。
形も色も違うが、こういう上開きの細長い冷凍庫があった。
石川県のアイス消費量がすごい！
旦那の言葉に驚いた私は、慌てて検索をした。
助けて！Google先生！！
うわあああああああ！！！
私はこの時、石川県がアイスの消費量が多いことを初めて知った。
全国一位というレベルなのか。
渦中にいるとそれが普通であると思ってしまう現象。
まさかこんな所で出会うとは。
それがまさかアイスだとは。
大切な存在ほどわからない
ここで初めて
「私はアイスが好きなんだ」
と気付きました。
親友を事故で失って初めて
「俺……あいつの事、好きだったんだ」
って気付く切ないBLみたいな心境でした。
近くにいすぎて気付かない、そんな甘酸っぱくもあり、酸っぱさのが強くて泣いてしまう青春の如く。
私にとってのアイスが、どれだけ大きな存在かを知ることになったのです。
慣れきってしまった恋人関係や夫婦関係にも言えるかもしれませんね。
相手の事を「空気」と評価するが、どれだけその空気が大切か気付かずに過ごしてしまうんです。
そして、その相手がいなくなり、呼吸ができない程の悲しみと絶望に打ちひしがれて、もっとこうしたら良かったとか、もっと大切にしていたらとか、後悔の中で残りの人生を息苦しいまま過ごす……。
すみません、これアイスの話です。
好きな物は宣言しておくと便利
私の中の常識が初めて正確なものへと書き換えられました。
「アイス好き？」
「いや、別に……普通」
と答えていた私は、それ以降
「アイスが好きです！！」
と宣言するようになりました。
お陰で旦那の実家に行く度にお義母さんが私用にハーゲンダッツを買って冷凍庫に入れておいてくれるようになり、アイス送るね～！とアイスが送られてくることもあります。
好きな事を宣言しておくと、贈り物がしやすくなるのは利点かもしれません。
贈り物って悩みますもんね。
こちらの『北陸とらいあんぐる』を買った時にもアイスネタを見つけて「ふふっ」ってなりました。
私はアイスの中でもバニラアイスが一番好きです。
ソフトクリームもバニラ（ミルク）ばかり選んでしまいます。
シンプルだからこそ個性が出るのでバニラはすぐ手にとってしまいます。
オススメとか聞かれても困りますので聞かないでください。
あなたがどのタイプの口当たりが好きかわからないからオススメのしようがないんで！
まずは自分の好みを明確にわかるくらい食べ比べてからにしてください！！
昔のビックリドンキーのメリーゴーランドに使われていたソフトクリームが
たまに口の中に脂肪分の粒が残り、濃厚さを感じつつも、それでいてさっぱりした口当たりで、私の中で最強ソフトクリームでした。
途中からソフトクリームが変更されて私はリアルに泣きました。
ガチ泣きしたし、自分でも笑えるくらいキレてました。
今ではメリーゴーランド自体なくなったそうですけど。
メリーゴーランドのソフトクリームが変更されたのを確認してからは一度も行っていないくらい、私の中でとても大きな位置を占めていました。
もう一度食べたい……あのソフトクリーム……。
自分でも思いますけど、アイスを食べるのが無駄に早い。
旦那が半分食べたくらいで、私は食べ終えています。
無意識のコツでもあるのだろうか。
漫画表現によくあるかき氷を食べてキーンってなるやつ。
あれも経験がありません。
なんなんですかね、あれ。
響くの？痛いの？
経験者がいましたらどんな感じなのか教えてください。
ではでは！
