オタク主婦エッセイ漫画家の日々

オタク主婦エッセイ漫画家の日々

腐女子30代主婦の『れのれの』とゲーム会社勤務のその旦那『sym(シム)』の仲良し日常ブログ

【質問】趣味はありますが、日常的に精神的ダメージをくらうことが多く楽しむ時間は多く持てません。れのさんの精神的に回復する方法を教えてください。

こんにちは!れのれのです!

 

twitter.com

 

私は毒親育ちです。

親とは物理的に距離をとって生きてますが、フラッシュバックや他にも難を抱えており生きづらいです。

趣味はありますが、日常的に精神的ダメージをくらうことが多く楽しむ時間は多く持てません。

そこで質問です。

れのさんの精神的に回復する方法を教えてください。

ブログいつも楽しませて頂いてます。

これからも応援してます。 楽しみにしております。

 

という質問を頂きました。

docs.google.com

 

結論

 

 私が今のような考えになるまで

 

・ゆっくり休める

・何もしなくていい

・何も言われない

・ノンストレス

 

という環境で家事以外ほぼ何もせず2年を過ごしました。

 

 

精神回復という点でのみ今回お話します。

 

 

結婚後

 

 

※全て、今思えばそうだったなぁ、と最近振り返って気付いた事です。

 当時はそんな事わからず過ごしていました。

 

 

 

私は最初旦那に、ほぼ読み専の腐女子だと言っていました。

だから旦那は、私が絵を描けるかどうかも知りませんでした。

 

というのも、働くのも趣味をするのも、私は全てに疲れてしまっていたのです。

独身時代は毎日漠然と「死にたい」と思っていました。

結婚して一番驚いたのは旦那にそれを言ったら

「え、俺人生で一度も死にたいなんて思ったことない」

とキョトンとされた事が衝撃でした。

いやいや、嘘でしょ、人って全員毎日死にたいって思ってるでしょ!?

って何度も言いましたが、旦那は「まったくないけど?」と理解できないという顔をしていました。

 

それは置いておいて、専業主婦になったことで「もう泳ぎ続けなくてもいいんだ」と思いました。

ようやく全てを休める。全てをやめられる。

そう思いました。

結婚したらやる気は全て消え失せていました。

燃え尽きた感じでした。

 

引っ越す前に

大量にもっていた漫画もほとんど処分しました。

持っていた同人誌も処分しました。

それまではグッズもそこそこ持っていたのですが、処分しました。

 

たまに漫画読んで、たまにアニメ見ればいいや。

そういうオタクになろうと思いました。

若い頃にはやりたいことは沢山ありましたが、色々挑戦してはみたものの、どんどん精神的にも肉体的にも疲労が気付かないうちに積み重なっていたようです。

 

結婚生活は本当に緩やかな時間でした。

 

いつ寝てもいい。

結婚するまで、昼寝なんてできない体質だと思っていたのですが、昼寝をするようになりました。

旦那の出勤時間も早くはないので、0時に寝ても8時間睡眠は確保できました。

今までの睡眠不足を取り戻すかのように、よく寝るようになりました。

 

料理だけ、この時レパートリーを増やしたり、お菓子作りに没頭したりしていました。

時間だけは沢山ありましたから。

旦那が喜んでくれるので、料理だけは毎日毎日、向上心がありました。

 

公園を散歩したり、意味もなくぶらついていました。

何もしなくていい時間がたくさんあると意味もなく外に出る余裕が生まれました。

基本車がないと厳しい場所でしたが、あえて歩いて、ただただ2~3時間歩くことをしてみたりしました。

 

少しずつアニメが見たくなり、少しずつ漫画を買うようになりました。

久し振りにネトゲをしようとネトゲを始めました。

数本MMOをしたあと、ブラウザゲームで交流が一気に広がり、ネット上での人との繋がりの楽しさを思い出しました。

毎日毎日そのメンバーに麻雀を打ってもらったり、ゲームしたり、どんどん本来の元気が戻っているのを感じました。

 

それどころか、突然「BLゲームが作りたい!!!」と突然BLゲームを作り始めたあたりから、今までの力以上の何かが出てきたと思います。

ココらへんから私の中で「覚醒期」と認識しています。

 

やりたい事が洪水のように溢れてきて、考えるより先に行動していました。

そして漫画を描いたり、とにかく行動し続けていたら、気がついたらエッセイ漫画家になっていました。

 

こうなるのに、私は結婚してまる二年。

まる二年、休養が必要でした。

 

 それまで、結婚してもやっぱり毎日死にたいと思っていましたが、徐々にそう思う回数が減り、週1になり、月1になり、半年に1回になり、今では全く思わなくなりました。

 

いつ死んでも後悔はないけど、絶対今は死にたくない

 

に変わりました。

 

私のように

 

・衣食住に困らない

・毎日8時間睡眠が取れる

・旦那が全てを放任してくれる

・絶対に文句を言われない

 

というありえないくらい恵まれた環境で、そう思えるまで、2年かかりました。

私は病んでいるつもりはなかったのですが、実はかなり結婚前は病んでいたんじゃないかなと、今なら思えます。

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こちらの漫画の「頑張らない」には、そういう意味があります。

mangacross.jp

 

ここまで恵まれた休養環境が得られることは稀だと思うので、もしかしたら他の人は、5年、10年くらい、精神的な回復に必要かもしれません。

 

 

>れのさんの精神的に回復する方法を教えてください。

 

 

こちらなのですが

正直な話、精神的な回復に特効薬なんてなくて

本当にただただ休む以外に方法はないと

私はこの経験から思っています。

 

 

だから趣味も何もかも、一旦なにもせず、完全に休んでみるのはどうでしょうか。

それがどれだけ難しいことかは重々承知ですが。

それでもこれくらいしないと精神的な回復は難しいと思います。

 

 

私が言えるのは、圧倒的に、今の自分があるのは旦那のおかげです。

 

私が種の状態でカラカラになっている所に、良い土、良い肥料、良い水を与えてくれました。

そのおかげで、今こうして自分の考えを発信して、沢山の人に見てもらうことができるようになりました。

 

出来る人、凄い人は、どんな環境下でもその道で大成するでしょう。

でもみんなができる人じゃない。

私もできる人ではない。

仕事も家事も趣味も夢も同時にしていたら、疲れ果てました。

 

旦那は、生きていく上で必須な物を一つ一つ私に与えて、趣味や夢だけに集中できる環境をくれました。

本当に運が良かったと思います。

私の精神回復法が旦那で本当に良かったです。

 

 

 

ではでは。