オタク主婦エッセイ漫画家の日々

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腐女子30代主婦の『れのれの』とゲーム会社勤務のその旦那『sym(シム)』の仲良し日常ブログ

自信がない人が多いけど、私が自信を持つきっかけになったこと

こんにちは!れのれのです!

 

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 この数年、質問やらエッセイ漫画の感想をもらって総じて思うのが

 

みんな、なんでそんなに自信ないの!?

 

ということです。

 

夫婦生活や、普段の行動、なにもかもに至るまで、 何か指針や例を欲しがっているという印象が強いです。

 

なんで自分基準じゃ駄目なんだろう。

 

周りと比べたところで、上を見たって凄い人に到底敵うわけもないし、下を見たところで自分はまだ大丈夫という安心感は得られるのかもしれませんが絶対今以上になることはないし。

 

 

と、言いつつも、私にも気付くキッカケがありました。

 

 

気付いたこと

 

二十歳くらいに私はジムに通っていました。

そこでは自由参加のフラのレッスンもあり、時間が合う時は参加していました。

なので、基本的な立ち方やステップはできます。

 

そしたら自分用のフラスカートが欲しくなりました。

「よし、今年はフラスカートを買おう」

とさっそくフラスカートをお店で選んで試着している時に

「踊ってみて!」

とノリの良い外国人の店員さんに言われました。

 

恥ずかしくて「無理!無理!」と下を向いてしまいました。

自信がなかったからです。

ですが、しばらく時間が経ってから、私は考えました。

 

「上手く踊る必要なんてどこにもないのに、なんであんなに恥ずかしいと思ったんだ」

と、冷静になりました。

 

「あ、私はもっとできると思い込んでいるんだ」

 

と気付きました。

 

上手く踊れる自分じゃないと許せない部分があったんだ。

だから何もしないことで自分を守ろうとしたんだと。

 

でもですよ?

何もしないより、何かした方が凄くないですか?

 

だって私レベル2くらいの村人でしたよ。フラに関して。

強い魔物倒せなくてもスライムくらいならいけるくらいには戦闘力ありましたよ。

相手だって私が勇者じゃないことは知ってるし、村人に魔王倒して見せて!なんて求めてないですわ。

せいぜい「スライムつつける?」くらいの期待ですよ。

つついてキャッキャできれば十分なんですよ。

コミュニケーションなんですから。

 でも当時の私は「踊って!」「魔王倒して!」だと思っちゃったんですよね。

 

いやいや、誰もお前に期待してねーよそんなこと。

 

これに気付いてその時よりも、もっともっと恥ずかしくなりました。

レベル2でもいいから披露しておけばいいのに、何もできないなんてレベルもないモブ以下。

何もしないってその物語に存在してないじゃん。

今のこの物語に私必要ないじゃん!?って思いました。

 

私は勇者でもなんでもない一般人なのに、何上手くできる気になってんだよ

 

今しか力を示す機会がない時に、あとで上手くなる!あとで強くなる!が通用します?

今ある力で勝負するしかないじゃないですか。

次の機会ってなかなか来るもんじゃないです。

チャンスとか、何かを披露するのって、ほとんどはその場限りです。

その店員さんと一生会うこともないですよ。

実際それ以来会う事はなかったです。

 

自分が思うほど周りに期待されてもなければ、自分が思うほど能力もない。

自分に期待し過ぎて、結局何もできないことに気付いて、私はその場の上を目指すことをやめました。

それは諦めたということではなく

 

今の自分を認めることです

 

「もう少し練習してから」とか「下手だから」とか、そういうのをやめました。

今やれるだけの力でいいじゃんって思いました。

「上手くなってから」とかいつ来るかわからないのに。

なら今の100%はこれです!って自信を持って出すしかない。

 

行動して悔しかったら今後の原動力になるし、特に何も感じなかったらあんまり自分には興味のないことかもしれない。

結局動いてみないと何もわからないんじゃないかなって。

 

さすがに無茶振りすぎる経験値ゼロの事を披露は無理ですけど。

でもゼロならゼロで「やってみます」と言える興味を持てるようになりたいと思いました。

「やったことないけど、やってみます」は上手くやる事を期待されないのに「お、こいつは向上心があるぞ!?」って思われるじゃないですか。

ボーナスタイムだと思うんですよね。

 

 今この時はこれ以上になりようがないから、できることもできないことも認めると、今の手札で行動する勇気が出るんじゃないかと思います。

努力って、結局この「いつか」がいつ来ても良いように磨いておくことですから、どうしても無様な姿を見せたくないものがあるなら常に鍛錬するしかないですね。

 

この

「今の実力で勝負するしかないという諦め」

「いつかのための準備」

を持っていると、なんとなく自分に自信が持てるんじゃないかなと思います。

 

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最終的に「私の人生、私が神だ」まできちゃったんですけど、他人を気にするよりもよっぽど楽ですよ。

 あと本当に楽しいです。だって神だもん。

 

mangacross.jp

 

 ではでは!!